19/12/27 06:02

猫サンタが来た^^¥

最近ネタ切れ気味だったんですが、
急に間に合わないラッシュになりました。
ですが週一のペースを崩さずに、先送りしながらボチボチ行きたいと思います。
よろしくおつきあいお願いします。

まず季節の話題から。
23日には10cmの積雪があり、24日も雪。
ホワイトクリスマスになりました。
この程度なら雪かきの必要がないので気分も明るいです。

21日朝に撮影した雪の結晶です。
氷の上のも美しい。

猫サンタのサクラちゃんからプレゼントが届きました!
サクラちゃんの命日12月19日に、普段行かないリサイクルショップへ行ってみたんです。

えっ(@_@;)1600円!? 16,000円の間違いじゃない?
レジへ行くまで不安でしたが、本当に1600円でした。
黒い小さいのは900円。

下の小さい黒いのは、今はないエイコーというメーカーの製品で野鳥観察用の地上望遠鏡。昭和45年頃の大変珍しい品物で高級品です。
3000円ぐらいでも売れるはず。
両方まとめて買ってしまいました。

大きいほうは昔いた会社の製品です。
クリスマスにお似合いのオメデタイ色だと思います。
自社製品は仕事の苦労を思い出すので嫌なんですが、あれから何十年もたったので懐かしくなって買いました。
さすがに良くできています。85年製。業界をリードし新時代を開拓した製品でした。

これの開発段階では私も参加し、スーパーポラリスという名前は皆の投票で決めました。
台湾へ輸出されたら直訳で「超北極星」になっていました(笑)
欧米へも大量に輸出されました。輸出仕様は色が黒で高級感がありました。

しかしブームは去り今は販売数激減で、昔競い合っていたライバル会社はほとんど廃業してしまい、今はビクセンの一人勝ちという状態になりました。

これはメーカー希望小売価格96,000円を64,800円で販売できるように企画されました。
それだけ値引きしても小売店には十分な利益が残るので喜ばれました。

基本性能は高級品と同じ。付属品を少なくしたり工夫を凝らして低価格を実現しました。
買ってくださったお客様はもとより、各方面に利益をもたらし社会貢献できたと思います。
大好評で大量に売れたので中古市場では安価です。
それにしても1600円は安すぎ。8000円ぐらいが相場だと思います。
これは新品同様で傷ひとつない美品です。

この付属品だけでも十分1600円の価値があります。
とにかく天から降って来たような素晴らしい掘り出し物でした。

サクラちゃんは飼い主に似て望遠鏡遊びが好きでした。
部品をコロコロ転がして座布団の下に隠してしまうんです(笑)

Vixenという社名ですが、69年の天文雑誌に解説がありました。
1822年アメリカの詩人モーアによる、サンタのそりを引く8頭のトナカイのうち1頭の名前だそうです。
やはりクリスマスにお似合いですね。

左は大阪のカメラ店へ応援販売に行ったときの写真。
右は休日に皆で八ヶ岳高原へ星を見に行ったときの写真です。
右端に写っている人が、この望遠鏡の生みの親(設計者)です。
若い人が多くて楽しい会社でした。

次回は1月3日になります。
皆様、良いお年をどうぞ。

カテゴリ[ 天体]   コメント[]   トラックバック[0] 

この記事へのコメント

猫サンタさんからのプレゼント、嬉しいですね〜。
こういう出会いって、タイミングですよね。
わたしだったら、おおーこれは私のところに来る運命だったんだ!!なんて思ってしまいます(^^;
趣味のものって、たくさんあってもやっぱりほしくなりますよね。
私にとって植物がそうです。
それほど高くなくて、他人に迷惑かけない範囲ならOKと思ってます。
趣味を楽しむことは、生活を豊かにしてくれて張り合いができますね。

今年もコメント等いろいろとありがとうございました。
良い年末年始をお過ごしください。
投稿者: woojyan   19/12/27 20:13
ホワイトクリスマスでしたか。
サクラちゃんのお導きでまたお宝発見ですね!
開発にかかわったものと巡り合えるなんて
ロッドさんに見つけてほしくて待っていたのでは?
昔の楽しい思い出もよみがえってきましたね。
趣味を仕事にしていたなんて最高です。
左の写真はもしかしてロッドさん・・・?

いつもコメントありがとうございます。
来年も変わらずよろしくお願いいたします(^^)
投稿者: NEccoSun   19/12/27 22:36
woojyan様
コメントありがとうございます。
こちらこそ、今後もよろしくお願いします。
年末年始って日本的な行事で良いものだと思います。

これを機会に昔の写真を引っ張り出してみて、
昔の仲間を大切にしなければ、と思いましたが・・・
年賀状の交換もしていなくて、疎遠になってしまっています。寂しいですね。
ネット社会になっても、年賀状ってやっぱり大切だと思いました。

物が増える一方なので「終活」とか考えると困り物ですが・・・
物って物それ自体の価値よりも、その人の人生そのものだと思うんですよ。
人と人とをつなぐものです。
そこにいろんな人間関係とか、その人が生きた軌跡とかがいっぱい詰まっているんです。
その人だけでなく、その人に関わりのある人々の人生も入っています。
たとえば、今回の物はこれを設計開発した人の人生そのものなんです。

とても残念なことに、この方は9年前に若くして病気で亡くなられました。
ですから、記念品として大切にしたいのです!
私が受け継いで発展させてあげたいと思います。
いろいろと改良したい箇所があるので、改良をほどこした姿を今後ネットで発表したいと思います。
会社員ですから、いろいろ制約があって会社の方針には逆らえないので、自分の理想どおりの製品を作ることはできません。
仮に私が設計開発に全責任を任されたら、こんな製品になるだろう、という姿を具体的に見せたいと思います。
それが将来に新製品として世に出る、ということがあれば最高の喜びです。
まあ可能性は低いでしょうけど、夢がありますね。
投稿者: ロッド   19/12/27 22:46

NEccoSun様
コメントありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします。

左の写真も右の写真も私です。
年とともに顔は変わりますね(苦笑)
若い頃を懐かしむのではなく、今を肯定しなければと思います。
時の流れに身を任せ・・・♪ 美空ひばりです。

趣味を仕事にするのは良くないと思います。
趣味が楽しくなくなります。
特技を生かすという意味では良いですが、仕事は苦しいものですからね。

物には命がやどるって事、ありますよね。
もちろん絵とか彫刻などの美術作品なら当然ですが、
工業製品でも作者はいるのですよ。裏方なのでなかなか表には出ませんけど。
日本は物づくり大国だなんて言われますが、裏方の世界はすごいものです!
諸外国にはなかなか真似できないと思います。
こういう「こだわり」って日本人独特?

父が病気で倒れたので長男の私は退社して帰郷しましたが、もう少しあの会社で頑張っていれば良かったな、なんて少し後悔しています。

 

※よく考えてみたら美空ひばりは「川の流れのように」でした。
それじゃ、上のは誰の歌?忘れました(笑)

投稿者: ロッド   19/12/27 23:21
ご自分が開発に携わった望遠鏡との出会い。
サクラちゃんの粋なお導きですね。
素敵なクリスマスプレゼント(*^-^*)
望遠鏡のことは全くの無知の私でも「これが1600円!?」と驚きました。
社名がサンタのそりを引くトナカイの名前だなんて、夢がありますね。

今年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください(*^-^*)
投稿者: pil   19/12/29 17:40
pil様
コメントありがとうございます。
安く買えるのは嬉しいけど、自分が仕事で深く関わった製品を低く評価されているようで複雑な気持ちです。
物の価値がわからない店員が値付けをしたのでこんなお値段になったのでしょうけど、ネットオークションに出せばもう少しまともなお値段が付くと思います。
しかしサクラの命日にちょうど巡り合うなんて!
これがきっかけで昔の仲間を思い出し、仕事についての反省とか、いろいろ考える機会を与えてもらえて良かったと思います。
神様のおぼしめし?不思議なものですね。

今日は妻の所へ行ったらすごいキノコ(*^▽^)ノ彡☆
隣の空き地の切り株にエノキとヒラタケがわんさか!!
キノコは食べ飽きたし、冷凍庫にまだたくさんあるし、一応他人の土地なので採りませんでした。
今度写真をお見せします。

ありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。
やっぱり日本人はクリスマスよりもお正月ですね。
来年もまたキノコなどなど実り多い年でありますように。
投稿者: ロッド   19/12/29 20:25
猫サンタのサクラちゃんからの、嬉しいプレゼントだったのですね。
物は使う人によって価値が上がると思うのです。
使いこなせる人でなかったら、ただでも邪魔になるだけです。
だから、この望遠鏡にとっても、サクラちゃんは猫サンタだったかもしれませんね〜。
お若い頃にお仲間と一緒に過ごした楽しい社会人生活。
良い思いでも蘇った感じですね。
冬の澄み切った空気の中での天体観察は、また格別なのでしょうか。
覗き方すら知らない私には想像が出来ません〜〜。(^▽^;)
投稿者: なっつばー   19/12/30 00:36
なっつばー様
コメントありがとうございます。
天体望遠鏡という物はなかなか難しくて、楽しさがわかるまで手間がかかります。
楽しさがわからずに飽きてしまう人が多いです。
私の場合は子供の頃から何十年もやっていますが、今でも新しい発見があって飽きることがありません。
奥が深くて難しいです。

この望遠鏡はコンピュータ制御で電動化して、本やネットで調べた位置を数字で入力すれば肉眼で見えない星を正確に捕まえることができます。
素人用の安価な機械としては世界初でした。
今回入手した物は何も付いていないシンプルな状態なので、そういう事はできません。
モーターと専用コンピュータのセットを別途購入しなければなりません。

天体をただ見て楽しむだけでなく、高度な写真撮影をしてコンテストに入選できる可能性もあります。
頑張れば新しい星を発見する可能性もあります。

苦楽を共にした昔の仲間との思い出がよみがえって来ました。
サクラの命日に見つけたというのも不思議です。
当日は買い物に行かない予定だったし、この店には行かないつもりだったのに、急にそちらへ足が向いたのでした。
そしたら、ありました!
投稿者: ロッド   19/12/30 03:02
青空をバックに白い木々、きれいですね〜。
うちの方は雪は今月初めに一度だけ降ったきりでその後一度もありません。
たくさん積もるのは嫌ですが、全く降らないとなると変な冬だなあと感じてしまいます。
いいものがすごくお得な価格で購入できたとのこと、本当にいいクリスマスプレゼントになりましたね^^
私はこういうものの価値は全く分からないし、使わないものにとってはやはり邪魔になるだけなので(笑)、やはりその価値が分かる方の手に渡ったのはこの商品にとっても幸せなことだと思います^^
なんでもかんでも新しいものを買うのではなく、こうやってまだ使えるいいものを発掘していく、なかなかできないことだと思います。

今年もご訪問、コメントなどありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
投稿者: alpenkatze   19/12/30 06:40
alpenkatze様
コメントありがとうございます。

天体望遠鏡って大きくてかさばるから嫌がられるんですよね。
私の家も今日明日と大掃除しなければ。
使っていない物は分解して片付けないと邪魔で困ります。
ちゃんと整備して綺麗にして売却処分しようか?と思う物もあります。
使って活用してやらないと勿体無いですからね。
喜んでくださる方がいれば幸福なことです。

昨日は晴天で遠くの山が綺麗に見えましたが、今日は薄暗い雪降りになりました。スキー場関係者は喜んでいることでしょう。
大晦日にかけて大荒れとの予報です。トラちゃんと2人で家にこもります。
昨日は出かけるときに雪かきが大変でした。
いつもの年よりずっと少ないのに、体にこたえます。
雪かきは、もうできるだけ手抜きすることに決めています。

良いお年をお迎えください。
来年もまたよろしくお願いします。
投稿者: ロッド   19/12/30 10:28
サクラちゃんからのプレゼント?
安く買えたのはうれしいですが、
ご自分がかかわった製品となると
ちょっと複雑な気持ちですね^^;

今年はたくさんのコメントに、
楽しい記事をありがとうございました^^
トラちゃん、奥様と穏やかな年越しになりますように。
良いお年をお迎えください。
投稿者: しーな   19/12/30 11:13

しーな様
コメントありがとうございます。
正直言って自社製品を買う気が起こりません (^_^;)
キズ物で廃棄処分になった物をタダでもらうとか(笑)
まあ1600円なら「ダタで持ってけ」同然のお値段ですけどねぇ。
ちょっと切ないです。
おかげで年末年始はコレを分解したり改良工作したりで、楽しく遊べそうです。
いわば「大人のオモチャ」ですね(笑)
雪で外遊びができないので室内で遊びます。
トラちゃんとサイコロ転がしてすごろくもやりたいなぁ(爆)
イカサマやって早く上がるに決まってる。

「猫だまし」ですからね(=^・^=)

こちらこそ美味しい物のお話で元気づけられた一年でした。
昨日は妻の所へ料理を届けて、今日は自分の家で赤かぶの漬物を作って、それから・・・美味しい物いっぱい作って楽しい年越しにしたいです。
トラちゃんは?
カツオはもう終わったなぁ。全部食べちゃった (^_^;)
「買って来い!」なんて怒り出すことはないと思うけど(汗)


投稿者: ロッド   19/12/30 15:14
こんばんわ〜
明日で今年も終わり・・・
あっという間の一年でした
いつも閑古鳥が鳴いてるブログにコメントいただきありがとうございます

これからもほぞ細と続けて行こうと思っています
来年もよろしくお願いします
良いお年をお迎えくださいね!
投稿者: misako   19/12/30 17:13
misako様
ありがとうございます。
ブログは絵が素晴らしいので、いつも楽しみにしています。
気にせずマイペースで行きましょう。
末長く、よろしくお願いします。

閑古鳥といえば私の掲示板です。
時代は変わりましたね。
Facebookやインスタなどが流行って、昔ながらの掲示板やブログは閑古鳥です。

新しい年が楽しく輝かしい年でありますように!
投稿者: ロッド   19/12/30 19:34
うわぁー、憧れのホワイトクリスマス!
氷の上の結晶もキレイですね〜
そしてサンタサクラちゃんからのプレゼント
望遠鏡に詳しくないのですが、当時は珍しいし高級品だったのでしょうね。
50年近く前の物でこんなに状態の良い物に出合えるなんて、本当サクラちゃんのお導きに間違いありません!
心が躍りますね〜(^o^)♪

ロッドさん、いつもコメントいただきありがとうございました。
ロッドさん、トラちゃん、来年もよろしくお願いします!
良いお年をお迎えくださいね。
投稿者: まりん   19/12/31 09:18
まりん様
コメントありがとうございます。
予報では「大荒れ」とのことですが、穏やかな大晦日を迎えました。
いつもなら1m以上の積雪ですが、今年は10cm程度です。
雪もこのくらいの量なら良いんですけどね(^_^;)
おかげで今年は心に余裕ができて、
雪の結晶が綺麗だな、と思って写真に撮ることができたし、
「ホワイトクリスマス」という言葉も出ました。

うちのニャンズも若い頃は雪の中を「トナカイのように」お散歩したんですが、
今はもう老ニャンなので外には出ません。
昔の写真をお見せしたいです。雪の中で遊ぶ上のサクラの写真も可愛いですが、すごいのがあるんですよ! (@_@;)

望遠鏡は小学生の頃に買ってもらったのが不良品で、ほとんど見えませんでした(-_-;)当 時1万円もしたのに・・・
困ったことに、当たり外れがあるんですよね。
しかし知識がないので不良品とは思わなかった。
以来苦節ン十年でようやく良い物を手にすることができて嬉しいです。

最近はブームが去ったので、中古品が大量に出回るようになって高性能品が格安で入手できます。
今回のも素晴らしい高性能なので、使っていて楽しいし何を見ても新鮮な感動があります。
何十年もやってますが、この世界奥が深いなと思います。

物質文明とかで物があふれていて、良くない事だと思います。
でも思い出の品とか、人の心を伝える品もあるんですよね。
そういう物は大切にしたいと思います。

猫ちゃんと一緒の年越しは良いですね。
穏やかで楽しい時間が流れます。
私のブログも週一ですが、お互いマイペースで行きましょう。
投稿者: ロッド   19/12/31 10:47
どんな大晦日をお過ごしになっているでしょうか。
雪が多くないとイイですね。
温かくしてトラちゃんと紅白みてるかな〜。
どうぞ良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。
投稿者: なっつばー   19/12/31 22:37
なっつばー様
ありがとうございます。
目が覚めたら紅白は終わっていました(笑)
ユーミンと竹内まりやは?気になってたんですが・・・
ゆく年くる年も終わってました。
もう新年?今日はいったい何日?
寝ぼけています。

トラちゃんも今お目覚めになりました(=^・^=)
高齢にもかかわらずとても元気で、子猫のようなイタズラをして困ります(笑)
食欲もすごいです!

外に出てみたら晴れてオリオン座が見えていましたが、
とても寒くてダイアモンドダストのようなキラキラした粉雪が降っていました。
天気雨ならぬ天気雪っていうのはよくあることなんです。
雪は遠くから舞ってきますからね。
上空が晴れていても雪は降ります。

薪ストーブを焚きながらの年越しを予定していましたが、寝てしまったのでできず。
今は石油ストーブを焚いていますが、朝になったら薪ストーブに点火したいと思います。

妻のところで出来た柚子を砂糖漬けにして、紅茶に入れて飲んでいます。
良い年初めになりました。
トラちゃん今お食事が済んだので、一緒にこれからまた寝ます(笑)
投稿者: ロッド   20/01/01 02:12
ロッド様今晩は

以前、山の暮らし掲示板のほうにSR1000の件でコメント(質問)させていただいたことがあります。久しぶりに提示版を訪れましたら閉鎖されているようでここに書き込まさせていただきます。

10?クラスの反射は未だ所有していませんがオクに時々出品されており価格もこなれておりそろそろ食わず嫌いを返上し使い込んでみようかな〜と思っています。

質問なのですがビクセンSR1000は球面鏡でR100Lは放物面と聞いたことがありますがどうなのでしょうか、又見え味に明らかな差があるものなのでしょうか?

お暇な時で構いませんご教示願います。
当時の望遠鏡に詳しいロッド様ならご存じではないかと思いまして・・・
投稿者: サジモト   21/05/18 20:49
サジモト様
コメントありがとうございます。
このブログは容量制限があるので古い記事から削除しています。
次回からは最新の所にお願いします。テーマと関係ない話でも結構です。
Facebookもやっています。
https://www.facebook.com/to...
メールで直接のほうが良いかもしれませんが、ここでアドレスを公開するとスパムに悩まされるので。

掲示板サービスの終了は残念ですが、今は良いSNSが豊富なので掲示板の時代は終わったということでしょうね。

結論から申し上げると10cmF10の場合は球面鏡と放物面の差はありません。
むしろ球面鏡のほうが滑らかな面に研磨できて高性能かもしれません。
例えば高橋の10cmF10は球面鏡でした。私も昔使っていましたが、大変良く見えました。これはガラクマさんにお譲りしました。
星像テストをすると焦点内像がドーナツ状。外像がボケていて明らかに球面収差がありました。典型的な負修正鏡です。

反射鏡研磨の解説書を見ると「精度が多少劣っても面の滑らかな鏡のほうがよく見える」と書いてありますし、私の経験でも同じです。
ビクセンの場合には販売戦略上、安売り用商品(ハレーSR1000)には球面鏡でしたが、実はこちらのほうが高性能だったかもしれません。
放物面に研磨するためには球面からひと手間かけて外周部を微妙に削り落とす必要がありますが、この作業で面が荒れてしまう場合があります。
また、実際には10cmF10では球面鏡と放物面鏡での製造コストにあまり差が無かったらしく、混同されていて安価な品にも1/16λクラスの放物面鏡が組み込まれていたケース(私のがそうです)がありました。

ただ、一番の問題は光軸調整です。メーカーで出荷時に調整しているのでユーザーがいじると悪くしてしまいます。
物の本に「反射望遠鏡は光軸調整が必要」と書かれているのは間違いだと思います。
調整が必要なのは自作品の場合だけです。
「あと再メッキが必要」これも間違い。50年代ならともかく、70年代以後のメッキは半永久的です。
長焦点のニュートン式は簡単なほうですが、それでも最高の状態に調整するのは大変です。とくに斜鏡が難しい。
ノギスで測って正確に位置決めをする必要があります。
高倍率でドーズの限界を争うようなレベルだと、ほんの少しの狂いでも分解能は落ちてしまいます。
「反射は屈折に劣る」と言っている人が多いのも納得します。
ただ、恒星(二重星)を見るのではなく月とか木星のような面積のある物を見る場合なら大変良く見えて満足でき、欠点には気づきません。
投稿者: ロッド   21/05/19 12:17
ロッド様

早速のコメントありがとうございます。

”結論から申し上げると10cmF10の場合は球面鏡と放物面の差はありません。
むしろ球面鏡のほうが滑らかな面に研磨できて高性能かもしれません”・・・目からうろこです。

見え味を左右するのは鏡面の滑らかさが重要ですか・・・球面=単純、放物面=緻密で精巧という固定概念からミラーはバラボラに限ると思いこんでいました。

実は現在オクにR100Lが出品されていまして安く落札できそうなので程度の方はよくわかりませんがこれを手に入れ少しいじって遊んでみようかな〜と思いお聞きした次第です。

う〜んなんかSR1000の方が良さそうですね!悩みます。メッキの耐久性や出荷時の光軸のお話等とても参考になりました。ロッド様のご教示でいろいろと当方の思い違いがあることに気づきました。ありがとうございます。

Facebookも拝見させていただきました。
文武両道ですばらしい!
それでは又
投稿者: サジモト   21/05/19 15:20
サジモト様
再びありがとうございます。
中学生の頃岐阜天文台を訪問したら池谷薫氏がおられて、屋上で当時の最新鋭機を並べて比較テストをしました。
ニコン・高橋・アストロ・ビクセン・カートン。
高橋の3枚玉セミアポの65mmD型が出たばかりでした。初代100mm反射もありました。ビクセンはオズマ80号。
池谷氏が「高橋でも球面鏡だからね」と言っておられました。
「10cmF10なら球面でもレーリーリミットに入るから球面鏡で十分」
そういう事を書いてある本がありますが、自分で研磨を経験した者としては球面鏡では納得できません。
しかし下手にパラボラ化して面を荒らしてしまうリスクも知っています。
研磨を経験した者でないとわからないと思います。
量産品は機械研磨ですから球面鏡は精度の良い物が簡単に作れます。
70年代から機械研磨でもパラボラ化できるようになり、優秀な短焦点鏡が安価に提供されるようになりました。
私は機械研磨の経験はないので、どうやってパラボラ化するのか、わかりません。
アメリカ製の大口径ミラーは安くて優秀ですが、精度何分のλという数字だけが独り歩きしていて、実際には大したことないです。
そこで日本の有名な作者による名鏡の存在価値があるわけです。
どこが違うのか?精度はアメリカ製のほうが良いかもしれませんが、名鏡と言われる鏡は手間をかけて入念に磨かれています。使用する研磨剤も違います。
面が滑らかでツヤが良い。ここで性能に差がつきます。
極限等級も分解能も上です。
面が滑らかかどうか?これはOr9mmぐらいの優秀なアイピースで恒星像のピントをぼかして見れば、すぐわかります。
回折リングが鮮明に見えれば合格。ケバケバで不鮮明なら不合格です。
研磨をやる人はフーコーテストで研磨痕を見ます。ロンキーテストよりわかりやすいです。
さざ波状の研磨痕で全体が細かいムラムラになって見える鏡は、たとえ1/8λでも不合格です。
こういう観点で見ると、屈折はフローライトやEDのような柔らかいガラスよりも、旧式アクロマートの硬いガラスのほうが滑らかなツヤの良い面に磨きやすいのです。
柔らかいガラスは研磨が難しい。使用する研磨剤も違います。たぶんフェルトのような研磨シートに特殊な研磨液を使って磨いているんだと思います。

同じ事をまた書きますが、SR1000でもR100Lでも同じです。
ただ一般にSR1000は安物という位置づけなので安価です。だから掘り出し物があると思います。
安価な品でも同口径のフローライト屈折に負けない性能が期待できます。
一般に評価が低いのは、こういう物を買う階層が小学生など初心者だからです。ちゃんと使いこなして正しい評価をしている人は少ないです。
投稿者: ロッド   21/05/19 16:31
書き忘れましたが、当時の高橋があえて球面鏡を採用した理由。
さすがに見識が高いです! 素人受けを狙わずに本当に性能の良いほうを選んだという事だと思います。
ただ、ビクセンのSR1000が本当に高精度球面鏡かどうか、疑わしいです。R100L用の鏡が時々混入していたようですし、量産品なので品質に多少のバラツキはあります。
投稿者: ロッド   21/05/19 16:46
ロッド様 詳しい説明ありがとうございます。

とても興味深いお話で楽しくて何度も読み返しました。私も木辺鏡や池谷鏡など名鏡という物も星祭や科学館で何度か覗いたことはありますが短時間ではよく見えたか否かの判断するまでには至りませんでしたね〜

やっぱり自分で所有し一か月くらいはじっくり使い込まないと分かりません。経験値が少ないので反射鏡の出来不出来も判断できない様なので取り合えず手持ちのエイコーをきちんと光軸を合わせてみたりオクでビクセンの廉価な反射を手に入れ遊んでみるつもりです。

ところでロッド様は市販品をカスタムナイズされた魅力的な望遠鏡をたくさんお持ちのようですね〜提示版に掲載された望遠鏡を拝見するのが楽しみでした。また機会があればブログにぜひ掲載してください。

それではまた
投稿者: サジモト   21/05/20 15:26
サジモト様
ありがとうございます。このようなマニアックな話で共感できる方は少ないので嬉しいです。
昔木辺鏡の15cmF7を持っていましたが、木星を見たらとにかく素晴らしい透明感と鮮やかな色彩でした!
スケッチしきれないほど複雑な模様のディテールが無限に見えてきました。
これは今は、昔雑誌に「天体写真道場」を執筆していたTさんが、お宝と言って愛用しています。
私は今は池谷鏡を愛用しています。このレベルになると優劣をつけられません。
アメリカ製M社の31cmF6もあるんですよ。公称1/10λで・・・マアマアです。
20cmまでなら性能を100%発揮するチャンスは大きいですが、30cmにもなるとほとんどチャンスがありません。大きくて重いので滅多に使いませんし。

反射鏡は温度変化に敏感で気流の影響も大きいので、ちょっと見ただけでは良し悪しが判断できません。
池谷鏡は15cmF6ですが、焦点内外像が対称になるまで3時間もかかることがあります。
馴染んでしまえば安定していますが、温度に馴染む前はまるで球面鏡のような負修正です。
10cm程度でも、1時間以上前から外に出して温度に馴染ませる必要があります。
私は神経質なので屈折でも温度変化が気になって困ります。
10cmの場合、やはり1時間は馴染ませないと使用に耐えません。
またレンズの自重によって微妙に変化するので、高度(仰角)によって収差の状態が変わります。
レンズ枠の欠点なんですが、なかなか難しくて
一筋縄では行きません。
本当に良く見えたときの喜びは大きいです。
投稿者: ロッド   21/05/20 18:35
ロッド様今晩は

先ほど某オクにてR100Lを安くゲットしました!これから反射望遠鏡の光軸調整を勉強して長い梅雨の時期を望遠鏡イジリで楽しく過ごしたいと思っています。

レンズの自重でも星像は変化するのですね〜
所有するFL80sFL102sでは私の駄眼ではあまり分かりませんがC8ですと高度によって光軸が変化することは鈍な私でもわかります。
シュミットカセは温度順応もよろしくないですね〜最低2時間は外気にさらさないと安定しません。それでも年に何度かはFL102sより惑星の細部がよく見えます。シーイングが良好なら分解能も上々でこの春先も何度かシリウスBを確認しています。
その時はCncζ1(1.13”)Ori52(1.1”)も楽に分離しています。25年程愛用していますが実はこれは3台目のC8でしてあたりを引くまで苦労?しました。関東のマニアの方から無理を言って譲渡していただきました。

”昔木辺鏡の15cmF7を持っていましたが、木星を見たらとにかく素晴らしい透明感と鮮やかな・・・複雑な模様のディテールが無限に見えてきました。”の下り・・・
何と魅力的な文面でしょう!たまりません。
私も体験したいです。

ダラダラとどうでもいい長文失礼しました。
其れでは又
投稿者: サジモト   21/05/20 22:02
サジモト様
それは今後が楽しみですね!
しかし良い物をたくさん持っておられるのに驚きました。
FL102Sを基準にして、これに近づくように仕上げると楽しいですね。
安いR100Lでこれに比肩する性能になれば「羊の皮をかぶった狼」になりますね(笑)
Ori52(1.1”)は昔よく見ました。懐かしいです。
このところ忘れていました。
プレアデスの近くにある7Tauは0.77"(2019年)で20cmのテスト星ですので、この秋には挑戦してみてください。
昔は0.67"だったと思いますが、少し広がりました。

木辺鏡は色彩再現性に優れていました。
昔兵庫県のミカゲ光器へ遊びに行ったとき、社長さんが「良い鏡は色が違う」と言っていましたが、それを体感しました。
反射ですから色収差は皆無なんですが、球面収差が少ないと光が一点に集まるので色彩が鮮明に見えるのでしょう。
あと、木辺鏡は時代が古いので研磨剤にベンガラ(紅柄)を使っています。(普通はセロックス)
ベンガラは研磨速度が遅く、鏡の周辺部がダレてしまう難しさがあり使用されなくなりました。
木辺鏡といえども周辺部には欠点が残っているので、少し絞って使います。15cm鏡でも径16cmぐらいあります。西村製でした。
R100Lも95mmぐらいに絞ったほうが良いかもしれません。3ヵ所の金具も邪魔ですし。

私が最初に磨いた鏡もベンガラでした。
セロックスになったら研磨は楽になりましたが、ベンガラのようなツヤの良い鏡面にはならないようです。
木辺鏡が一味違うのはそういう要因もあるかと思います。
ツヤが良いというのは別の言い方をすると「画像のヌケが良い」という意味です。
投稿者: ロッド   21/05/21 01:25
ロッド様今晩は

R100L納入に備え厚紙でご助言の95ミリ絞りを製作し艶消し黒塗装、光軸修正アイピースをショツプに注文し準備万端?です。

FL102sに比類するのはキビシイかもしれませんがFL80sといい勝負できるようにしたいですね!「羊の皮をかぶった山羊」にはならないように頑張ります!
投稿者: サジモト   21/05/21 20:28
サジモト様
絞りの位置ですが、筒先ではなく主鏡の直前にしてください。
ちなみに、主鏡から2mの位置(球心)に80mmぐらいの絞りを置くと、コマ収差0になります。(レンズレスシュミット)
私も光軸修正アイピースを使っていますが、今はレーザー光線で調整する人が多いみたいです。
投稿者: ロッド   21/05/22 09:41


トラックバック

この記事のトラックバックURL:Sorry, no trackback pings are accepted.

この記事へのトラックバック一覧:
※現在、この記事へのトラックバックはありません