21/01/29 00:43

復活した名機

先日の午後、白樺の木が星のようにキラキラ輝いていました。
こんなのは初めて!
写真を撮りましたが、輝きと色がうまく出ませんでした。
美しい青い光に輝いていたんです。
上のはレンズに当たった光のイタズラで面白い写真になりました。
枝に付着した氷が輝いて見えたのだとわかりました。
積もった雪が昼に融けて夜間に凍ったのでしょう。

 

左は実家の2階の窓からの写真です。
医院の屋上に観測室があって、中に天体望遠鏡がありました。
ご主人が亡くなられ、その後10年間放置されていたのを譲っていただきました。
塗装がボロボロでしたが、光学系(反射鏡)は良い状態でした。
綺麗に直しましたが、その後長い間しまい込んでありました。
それを先日復活させました。いろいろと改良して使いやすくしました。

元々は鉄柱台だったので40kgもありましたが、木製三脚を自作して、余計な付属品は取り外し、15kgまで軽くすることができました。
性能はまったく変わりません。
これなら持ち運んで日常的に使うことができます。
三脚は工夫を凝らし盆提灯のような曲線美にしました。自信作です。
塗装色はこの写真では白に見えますが、特製のアイボリーです。
日産の高級車の塗色データを元にして、
白+黄色+緑+黒(隠し味)自動車補修用の業務用塗料で調合しました。
グレーの部分も同じですが、黒を多く配合してあります。
実物は写真よりも綺麗ですよ!

これは私がいた会社(ビクセン)の製品ですが、入社する10年前の物です。
当時これが一番大型でした。155,000円!
発売されてすぐに注文したらしく、第一号機かもしれません。まるで試作品のような手作り品です。
とても良い記念になりました。
特別入念に作ったとみえ、性能は第一級品です。
何百台と望遠鏡をテストして来ましたが、こんなに良い物には滅多にお目にかかれません。
せっかくの名機、活用してやらないと可哀想です。

カメラを手で持ってパチリと撮っただけの月の写真ですが、かなりシャープに写りました。
さすがに素性が良いです。元が違います。
何十年もやってますが、この世界、奥が深いなと感じます。
ちゃんとした方法で撮れば、もっとずっと綺麗に写ると思います。
この望遠鏡のおかげで毎日が楽しくなりそう。

月の写真を撮っていたら「キャイーン!」という声が聞こえたので見ると、遠くのほう雪の上を野生動物が疾走していました(°◇°;)
月夜とはいえ夜だし、何という動物なのか不明です。白っぽい小さい動物でした。
それにしても、すごい速さで驚きました! カールルイス(過去の人ですが)よりも速い!?

 

雪の下に埋めてある大根を掘り出しました。
場所がわからず、あちこち掘って大苦戦!
先日の、水場にピンポイントで穴を掘った野生動物に完全に負けています(笑)
目印を付けておくべきでした。
埋め戻した後、次回のために棒を立てておきました。

見事に鮮度が保たれていました。
雪の下はいわゆる「氷温貯蔵」
外が−10℃のときも雪の中は0℃に保たれています。
しかし野生動物に齧られていました(~_~;)
たぶん野ネズミ。雪の下にトンネルを掘って活動するとはしぶといですね!
葉っぱが特に美味しかった。柔らかい新芽の所だけをおひたしにして、鰹節と醤油で食べたら最高でした。
大根葉は野菜の中で一番美味しいかもしれません。

カツオを大量に買って来ました。
トラちゃんは大喜び!
盆と正月と誕生日が一度にやってきたようなもんだ。
いつものように爪を出して凶暴になりました(汗)
少しだけ食べて、残りは冷凍保存しました。これは1ヶ月分?

カテゴリ[ 天体]   コメント[]   トラックバック[0] 

この記事へのコメント

お勤め先の製品と出会うなんて、
ご縁があったんですね〜。
望遠鏡も手を掛けてもらって
喜んでると思います^^
そして、月の写真も素敵です。
お楽しみが増えましたね。

トラちゃん、一度に食べないで
お楽しみは取っておいた方がいいよ〜
( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
投稿者: しーな   21/01/30 11:46
ほんとに不思議なご縁でロッドさんの元にやってきたのですね。
とても高価なものだし価値のわかる人に復活してもらって天体望遠鏡も喜んでいることでしょう(^^)
色はだいたい想像がつきますよ。
緑が入ってるところがいいですねぇ。
月の写真も見事です。
クレーターまでくっきり!
すぐそこで見ているかのような写真ですね。

“雪ノ下人参”という豪雪地帯の名産もあるくらいですから
大根も甘くておいしかったのでは?
次はネズミさんより先に食べてくださいね(^^)
投稿者: NEccoSun   21/01/30 15:44
しーな様
コメントありがとうございます。
自分の会社の製品はお金を出して買う気がしませんでした。
いくら良い品でも毎日見ているとうんざりで、売るのが仕事だったので現場での苦労が多くて。
「売れよ!もっと売らなきゃ!!」と気合を入れる上司の声が脳裏にこびりついてトラウマになっています(汗)
しかも国内シェアNo.1だったので、中古品も多く出回っていて珍しくもなんともない。
以後何十年も過ぎて、最近は懐かしく思うようになりました。
しかも今回のこの品は超レア物!なんです。
さすが良い品物は使い込むほど良さがわかります。全然飽きが来なくて、毎回新しい発見があります。
「月に始まり月に終わる」そう言われるほどで、月は入門向けですが魅力は大きいです。

カツオは生よりも火を通したほうが喜んで食べます。
猫の健康のためにも生魚はあまり良くないと聞きました。
解凍してから加熱して食べるので、保存できて価値があります。
投稿者: ロッド   21/01/30 16:17
NEccoSun様
コメントありがとうございます。
入社10年前というと誰が担当していたのかな?だいたいわかります。
そして長野での有力な販売店というとYカメラ店。たぶんここから買った物でしょう。
私がいた会社は一番人気のメーカーなので、中古品もやたら多く出回っていて全然珍しくないんですが、
この機種は特別な高額品ですし、しかも最初期生産分なのでレア物です。
月の写真お褒めいただきありがとうございます。
あまり拡大しなかったのが成功でした。色と輝きが良い感じに写りました。
次回はもっと気合を入れて本格的に撮影したいと思います。

この色は写真ではこんな色になってしまいましたが、光の当たり具合によって七色に変化するほどの色なんです。
飽きの来ない色です。
緑は「フタロシャイニンググリーン」が正式名称で、水飴のような透明な塗料で淡い緑色です。
黒はチンチングブラックで、輝きを消すような不思議な黒。
これを少し入れると白がますます純白になります。
黄色はオーカー。黄土色のような渋い黄色です。
私の配合は白が80%で残りの20%が3色です。
高級車の元々の色は白が97%で残り3%が3色です。これは眩しい新鮮な、しかも深みのあるホワイトになります。
自動車メーカーさすがに凝った調色をします。
素人ではとても考え及びません。
だから私はメーカーの元の調色マニュアルに忠実に配合することにしています。

人参も大根も冬の間畑に植えたままで保存できて、価値ある野菜です。
地上に出た部分は寒さにあって枯れてしまうので、雪に埋めたり籾殻に埋めたりして保護してやります。
投稿者: ロッド   21/01/30 16:43
こんばんわ〜
月の写真すごいです!
こんなにはっきり見えるのですね〜
びっくりしました
天体にはまる(?)気持ちわかるような気がします
私は星がきれい!月がきれい!
レベルなんで・・・・
神秘の世界ですねぇ

雪の中に埋めておいたお野菜
鮮度も落ちないで天然の貯蔵庫
埋めておいたところ探せて良かったですね
今度は大丈夫ですね!
投稿者: misako   21/01/30 20:35
misako様
コメントありがとうございます。
月はいくら見ていても飽きません。
本当に綺麗です!
肉眼で見た平安時代も、望遠鏡で見る今も同じだと思います。

このクレーター群は、昔々隕石が衝突して出来た穴なのですよ。月は空気がないので何億年も残っています。
当時隕石は地球にもたくさん衝突したはず(今もです!)ですが、空気や水で侵食されてしまって、今ではわかません。
恐竜が絶滅したのも隕石の衝突だったのですからね。
明日の我が身の事もわかりません。

スーパーの大根は、葉っぱが切られていて残念です。
葉っぱが一番美味しいのに。
やっぱり家庭菜園が一番ですね。
投稿者: ロッド   21/01/30 21:26
屋上に観測室を作ったくらいだから、よほど天体観測がお好きで、逸品の天体望遠鏡を買える資力もあった方なのでしょうね。
ロッドさんが引き取ったのも、ご縁がつながってたのだと思います。
そして望遠鏡に再び命を吹き込んだのですね。
こういうものは使ってこそ価値があるのだと思います。
私の父は10代の頃から趣味で尺八をやっていて、かなり高価らしい?尺八も持っていました。
父が亡くなった後も母が父の形見だと言って誰にも譲らず、結局、そのまま家に置いてあります・・・ということを今思い出しました(−−〆)
ほんとに使ってくれる方にさっさと譲ってしまっていたら、楽器も生かされたのにと残念に思います。

一番上の大根が、齧られた痕ですか?
野生動物はこんな雪の中でも、ちゃんと食料を見つけ出して、生きていける能力を持っていて、本当に凄いですね。
投稿者: woojyan   21/01/30 22:59
woojyan様
コメントありがとうございます。
屋上に観測室これは私にとって夢ですが、しかしこの観測室は上が見えないんですよ(苦笑)
横の窓を開けて低い空を見るだけです。天体観測のことを知らない素人さんが作った物です。
しかし、こんな身近な所にこんなレア物が眠っているとは!
まったく幸運でした。

尺八ですか。それは価値ある品物なんでしょうね。
一般人にはとても難しい楽器ですが、専門的な高度な技能を持つ人にお譲りしたら喜ばれるでしょう。

野生動物はとにかく逞しくて賢いです。
とくに野ネズミは地下深くまでモグラのようにトンネルを掘って、どこへでも出没します。
真っ暗でも目が見えるのか、嗅覚で行動するのか?
コンポストの中に野菜クズを入れて堆肥を作っていますが、地下からネズミが入り込んで良い餌場にされてしまっています。
投稿者: ロッド   21/01/31 14:21
花?つぼみ?と思いましたが、氷でしたか。
青く輝くだなんて不思議ですね。
天体望遠鏡は見違えるほどきれいになって、新品同様!
塗料もご自分で調合されるだなんて凄いです。
望遠鏡を支える三脚も、計算し尽くしてこの形になったのだとお察しします(*^-^*)

大根は雪にうずめておくと、葉っぱまで新鮮な状態なんですね。
それにしても雪の下の大根を見つけるとは、野生動物は逞しい!
トラちゃんは、カツオが雪に埋もれていたら見つけられるかな?(*´艸`*)

 
投稿者: pil   21/01/31 18:25
pil様
コメントありがとうございます。
枝に付いた氷の輝き、特殊な条件でのみ見られるのでしょう。
初めて見ました。
青く輝いたのは光の屈折によるプリズム効果だと思います。

この望遠鏡の構造は英国式と呼ばれ、昭和初期に流行ったんです。
とても合理的な構造で使いやすいのですが、今はもうほとんど見られません。
大正末期に創業した京都の望遠鏡メーカーが主に作っていました。
この三脚はそれを真似して作りました。
車の塗装の仕事の経験があるのが役に立ちました。
市販の缶スプレーでも塗装できますが、かえって高上りになってしまうし耐久性も良くないです。

大根は葉っぱを切ってから保存しようかと思いましたが、このままで大丈夫でした。雪の保湿効果です。
雪の中にカツオですか!?
トラキチには絶対無理ですね。先にネズミに食べられてしまうでしょう(笑)
投稿者: ロッド   21/02/01 06:28
道具は使われてこそですね〜。
こんなに綺麗に修復されて、まるで新品です。
昔のものは丁寧に作られてて、耐久性もあると思います。
最近の電化製品なんて10年ですものね。
修理しようにも部品が無いと言われてしまいます。
ロッドさんは色々と工夫されて、無いものは作って、要らないものは省いて、最初より良いものに出来るのですからすごいです。
月の写真が綺麗ですね。
これから写される星たちの写真も楽しみです。
投稿者: なっつばー   21/02/02 00:46
なっつばー様
コメントありがとうございます。
うちには望遠鏡が多すぎて使っていない物が多いんです。
今後はこれをメインに使おうと思います。
当然小さいのは性能が悪いですし、これ以上大きいのは使いにくい。
一般家庭用としてはこれが大きさの上限だと思います。

天体望遠鏡に関しては古い物のほうが良いです。
これは50年も前の製品ですが、もっと古い物があれば尚結構です。
重厚長大の時代から軽薄短小の時代に変わり、昔の物は長くて大きくて使いにくいですが性能は良いです。
今こんなのが欲しくてもどこにも売ってません。

長いのは月や火星などを観測するのに適しています。
今は探査機が行くようになりましたが、昔はまだ未知の世界で、天体観測のメインの分野でした。
星を撮るには今はデジカメの性能が良くなったので、天体望遠鏡は必要なくなりました。すごい進歩に驚きです。
投稿者: ロッド   21/02/02 09:27
やはり専門知識があるとこうやっていいものを復活させられていいですね。
素人には何が何だかで粗大ゴミ行きになるしかないものが多いけど、その中にはこうやってお宝なものも多いんだろうなあと思いました。
月もこんなにきれいに見えるんですか!
これならいろんなものを観察したくなりますね^^
うちもその昔、見た目は似た様なの相方の赤い筒の古い天体望遠鏡がありましたが、ゴミに出した時で既に30年近く前のものになってたし部品がなくなったりで、結局処分となりましたが、本当は捨てたくなかったようです(^^;
大根、齧られてなければすごくいい状態ですね!
雪の下でこんなふうに保存できるとは、雪国の知恵ですね、さすがです。
投稿者: alpenkatze   21/02/03 00:15
alpenkatze様
コメントありがとうございます。
天文趣味にも人によっていろいろありますが、子供の頃から私は工作が好きなんです。
最初から全部自作するよりも、壊れた古い望遠鏡を修理するほうが楽なので、最近はもっぱらそういった趣味になっています。
おっしゃるとおり粗大ゴミ扱いの場合が多いので、中古品が格安で入手できます。
専門知識というか、昔の製品の情報は頭に入っているので、見つけた瞬間に良い物かどうか?買う価値があるかどうか?
判断できます。
この業界欠陥商品が多いので、ヘンな物を買うと面倒な事になります。
どんなに頑張っても実用化できません。ゲテモノが多いんです(汗)
この月の写真は結構綺麗に撮れたと思いますが、腕の良い人が最新のカメラで撮れば、この何倍も綺麗に写せます。

大根の保存、私は今回が初めての経験でした。
予想以上にうまく行きました。
もし雪がなければ凍って腐ってしまうと思います。
投稿者: ロッド   21/02/03 06:20


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